未来に継承する仕事

先日、買取で中国の花梨材の応接間セット依頼がありました。
螺鈿や透彫、テーブルの天板は大理石を使用され、とても豪華な応接間セットです。
40年前に購入されたと思いますが、相当高かったと思います。

しかし家族構成や環境の変化で、家族にとって不必要になると豪華な応接間セットも粗大ゴミ寸前になってしまいます。
まだまだ利用価値はあります。古美術品は先人達の文化や技術、想いの結晶であると思っています。

誰かには不必要であっても誰かにとっては宝物になります。
我々の仕事は先人の想いを未来に受け継ぐ橋渡し役だと思っています。
日々そういう想いで仕事に取り組みたい所存です。

骨董品等などを処分される場合は古美術 紅虎堂までご連絡下さいますようよろしくお願いいたします。